【呪術廻戦】漫画 第5話！ 今からでも最新話に間に合う？いまさら人に聞けない「あらすじ」＆「ネタバレ」を解説！

この記事では、2018年に『週刊少年ジャンプ』14号から連載を開始した、
『呪術廻戦』の第5話「始まり」について、あらすじやネタバレについて解説しています！

2020年からアニメも開始し、様々なグッズ展開もされて超人気作品となった『呪術廻戦』ですが、意外と「原作はまだ読んでいない」「アニメの続きを知りたいけどどんな話か分からない」という方が多い様子。

• 『呪術廻戦』って気になるけどどんな話か分からないから知りたい人
• 『呪術廻戦』のアニメから入って漫画が気になっている人
• ジャンプ本誌などで途中から読んだので『呪術廻戦』の第1話からちゃんと知りたい人

『呪術廻戦』とは？

『呪術廻戦』は、作者：芥見下下あくたみげげ先生により2018年から『週刊少年ジャンプ』で開始、
2021年9月時点で第159話まで連載、コミックス16巻まで発売されている少年漫画です。

アニメも1期第1クールが2020年10月・第2クールが2021年1月より放映されていて、
アニメ1期全24話で原作8巻63話までの内容が描かれています。

2021年12月24日には、『呪術廻戦』の前日譚ぜんじつたんにあたる『劇場版 呪術廻戦0』（原作：『呪術廻戦 0 東京都立呪術高等専門学校』）も決まっており、呪術廻戦ワールドはまだまだ広がりを見せてくれます！

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『呪術廻戦』第5話「始まり」のあらすじ

ここからは、漫画『呪術廻戦』第5話のあらすじをネタバレ含めて解説していきますね。

『呪術廻戦』第5話「始まり」のネタバレ

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釘崎、マネキンに扮した呪いを一蹴！

「地方と東京じゃ 呪いのレベルが違う」
　五条と伏黒がそう話している丁度その時。釘崎はマネキンに宿った呪いと対峙していた。
　先制として放った五寸釘は、過あやまたずマネキン型の呪いの頭部に突き刺さっている。

　頭に受けた釘の勢いに仰け反った体勢からぐりんと体を起こすマネキン型の呪いに、

「釘それ　抜いたほうがいいわよ」
　釘崎は指を鳴らす。

「私の呪力が流れ込むから」
　その瞬間、刺さった釘から呪力が溢れ、呪いの頭部が砕け散る。
　一撃だ。ガラガラと音を立てて崩れ落ちる呪いに「決まった……」と釘崎は1人笑顔を漏らした。

　そこに、物音が響いた。
　視線を向ければ、部屋の隅に子供がいた。膝を抱え震えている。

（子供……　遊びで忍び込んで呪いにっ……て所か）
　やれやれと肩をすくめ「ほら もう大丈夫　おいで」と声をかけるが、子供は首を振り動かない。

「子供は美人に懐かないってのは本当みたいね　虎杖呼ぶか」
　子供に嫌われた、とショックを受ける釘崎。なら自分よりも子供受けの良さそうな虎杖を呼びに行こうとして、子供から声がかかった。

「まって　おいていかないで」
　――その背後に、にやけ顔の呪いが迫っていた。

　咄嗟に釘を抜きハンマーを構える釘崎。だが、その動きが止まる。
　呪いが、子供の首に爪を立てていた。

（人質！？
　この呪い　知性がある!!）

　子供は、動かなかったのではない。動けなかった・・・・・・のだ。

知性ある呪い、残酷な2択

「レベルと言っても　単純な呪力の総量の話だけじゃない」
　廃ビルの外。五条は伏黒へ諭すさとように言う。

「「狡猾こうかつさ」 知恵をつけた獣けものは時に残酷ざんこくな天秤てんびんを突きつけてくる
　命の重さをかけた天秤をね」
　まさに今。釘崎がその場面に直面していた。

（クソクソクソクソクソ!!
　こんな呪い全然大したことないのに!!）

（4級！せいぜい3級の下の下でしょ!?
　それを自覚してるんだ!! それ故の人質作戦!!）
　釘崎は動けない。呪いはにやけた顔のまま、子供の首に爪を突きつけたままだ。

（落ち着け私!! 私が死んだらその後子供も死ぬ　子供が死んでも私は死なない!!
　合理的に考えて 私だけでも助かった方がいいでしょ!?）
　そう結論付ける。だが――

「丸腰よ　その子を逃がして」
　釘崎はウエストポーチとハンマーを手放し、両手を上げる。「私の馬鹿!!!」
　そう思うが、見殺しにはできなかった。「ほら 逃がしてくんねぇじゃん!!」呪いは動かない。

「……最期に 沙織ちゃんに会いたかったな……」
　ぼそりと呟く。しかし、その最期は訪れない。

　轟音。
　呪いの側そば。コンクリートの壁を突き破り、拳こぶしが生える。

「アレ？ 外した？」
　虎杖の声だ。再度、轟音。今度は拳だけではない。
　肩から体当たり、壁に大穴をブチ空け、右腕に『屠坐魔とざま』を振りかぶった虎杖が。
　呪いが即座に人質になった子供を虎杖に向ける――だが、既に虎杖は『屠坐魔』を振り下ろしていた。過たず、呪いの右腕を切り落とす。

　子供が解放される。即座に虎杖が飛び込み、子供を抱え離脱する。

「大丈夫か？」
　言葉はないが、子供は深く頷いた。
　人質を失った呪いは不利を悟り、逃げる。壁をすり抜けて。

「あっ　逃げた!!」
「逃がすか!!　虎杖!! その腕よこせ!!」
　制服の上着を開き、人質を取られ動けなかった釘崎が叫ぶ。
　求めるのは媒介。虎杖が切り落とした、呪いの腕だ！

　呪いは逃げる。
　ズルンと音を立て、廃ビルの外へ。

「お」
　そこは丁度五条と伏黒の頭上だった。
　逃げだした呪いを見て「祓います」と立ち上がる伏黒に、五条はストップをかける。

　廃ビルの中。
　懐から取り出した藁人形を呪いの腕へ叩きつけるように重ねる。
　虎杖と子供が引いた視線を向けるが無視して、集中。
　五寸釘に呪力を込めて――

「芻霊呪法すうれいじゅほう 「共鳴ともなり」」
　怒りを込めハンマーを振り下ろした。

　切り落とされた腕を媒介に、逃げだした呪いの内側から釘崎の呪力が迸る。
　それは巨大化した釘の如く。断末魔の叫びを上げる呪いの体を内側から串刺し。

「……」
「いいね　ちゃんとイカれてた」
　見上げる五条と伏黒の前で、心臓を潰された呪いが祓われる。
　立ち上がった伏黒の、出番はなかった。

「私が私であるため」釘崎が東京に来た理由

　――釘崎は思い出す。

　私が小1の頃 東京から村に越してきた沙織ちゃん
　お人形さんみたいに可愛くて 聖母みたいに優しかった沙織ちゃん
　そんな沙織ちゃんは村の奴等やつらは仲間外れにした

　「田舎者を馬鹿にしている」と
　勝手に被害妄想ひがいもうそうを膨らませて沙織ちゃんを追い出した
　キモチ悪いったらありゃしない

　聞いたことない名前の手作りのお菓子を
　「お店のはもっとおいしいんだよ」と笑ってご馳走してくれた沙織ちゃん

「だから言ったろ!! 1人は危ねー真面目にやれって!!」
「一人は危ないなんて言われてないわよ!!」
「言っ……てなかった!?」
　呪いを祓った後。ギャーギャーと騒ぐ二人。

「つーか何食って育てば素手で壁ブチ破れんのよ!!」
「鉄コンじゃなかったんだよ!!」
「鉄コンじゃなくても無理よ普通!!」
　その通りである。素手で壁をブチ抜ける虎杖がやはり異常なのだが、そんなことは釘崎の知るところではなかった。
　その態度に虎杖は問う。

「俺もしこたま聞かれたけどさ　オマエなんで呪術高専にきたんだよ」
　夜蛾やが学長に詰められて、呪術を学ぶ理由を自分なりに決めた虎杖。
　対する釘崎は、こう答えた。

「田舎が嫌で東京に住みたかったから!!」
　全力の叫びだった。ショックを受ける虎杖。

「お金のこと気にせず上京するにはこうするしかなかったの」
「そんな理由で命かけられんの？」
　何気ない問いに、意外なほど真面目な顔をして釘崎は答えた。

「懸けられるわ　私が私であるためだもの」

　――釘崎は思う。

　あの村にいたら私は死んだも同然
　沙織ちゃん
　私 東京に来たよ

　いつか会えたら
　あの時言ってたお店 連れてってね

「そういう意味ではアンタにも感謝してる」
　助けることができた子供の頭を撫で、「私が死んでも 私だけ生き残っても明るい未来はなかった」と。だから、

「ありがと」
　そう礼を言う釘崎の表情は晴れやかだった。

「まぁ　理由が重けりゃ偉いわけでもねーか」
「ハイ!! お礼言ったからチャラー!!　貸し借りなーし!!」
「……何だコイツ」
　ちょっとだけ釘崎のテンションについていけない虎杖だった。

「お疲れサマンサー!!」
　2人が廃ビルを出ると、五条と伏黒が迎える。「子供は送り届けたよー今度こそ飯行こうか」と。「ビフテキ!!」「シース―!!」どこまでも意見がかみ合わない2人だった。
　そんな2人にどこか不機嫌な伏黒。どったの？と虎杖が問えば、出番がなくてスネてんの、と五条が茶化す。
　呪術高専1年の3人が並ぶ。その光景に虎杖は笑顔を浮かべていた。

　記録――2018年7月
　西東京市 英集少年院　運動場上空

　特級仮想怨霊とっきゅうかそうおんりょう（名称未定）
　その呪胎じゅたいを非術師数名の目視で確認
　緊急事態のため高専1年生3名が派遣され

　内1名　死亡

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『呪術廻戦』第5話「始まり」の解説

用語解説①「呪いのレベル」

用語解説②「芻霊呪法」

用語解説③「呪胎」

その他の用語はもう少しお話が進んでから改めて解説しますね。

前後話の解説
第3話	第4話	第5話	第6話	第7話

『呪術廻戦』各話の解説リンク

 

『呪術廻戦』を最新刊まで無料で読む方法！オタクコレクション秘伝の裏技まとめ

 

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